ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

ダイエットしたいなら、美味しく食べるべし!

私がコーチになりたての、7~8年前、

転職がメインテーマのクライアントさんが、

なかなかダイエットできずに苦しんでおりました。

 

彼女の職業は、

ピラティスインストラクター」

 

彼女の体形は、お仕事にも関係する・・・と

会うたび、気にしておりました。

 

そして、会うたび、体重が増え続けておりました。

 

ダイエットしたいなら、

常套句は、

「運動すればいいんじゃない?」

「食事制限してる?」

「恋をするとか?」

 

なのですが、

 

運動は仕事でしていて、彼もいるので、

食事・・・だということは彼女も十分

わかっているわけです。

 

そう、この、

「わかっちゃいるけど、ほにゃらら」

ってやつが難儀なんですよね。

 

『わかってはいるけど、食べちゃうんですぅ』

『だめだって知ってるんです』

『こんなインストラクターじゃ、だめですよね』

『食べないほうがいいですよね』

 

そう、わかっているんです。

 

何をしたらいいのか、わかっている人が、

そこから抜け出せなくて、もんもんとしてる・・。

 

 

何を思ったか、私が彼女に伝えた言葉は、

『食べちゃえ~♡』でした。

 

彼女「だって、食べたら太るし」

私「そうかもね」

彼女「そんなことしたら、やせないし」

私「確かにね」

彼女「このままじゃダメだし・・」

私「そうかもね、でも、食べたらダメだとおもいつつ食べる量が変わらないんだよね。食べた後、自己嫌悪に陥っているんだよね。まずはその「自己嫌悪」の時間を減らしましょう」

 

その提案が、どうなったのか。

同じ量を食べても太らなくなったんです。

 

具体的にどうすることにしたかというと、

今まで:食べる→落ちこむ→自分を責める。

提案後:食べる→満たされる→「美味しかったぁ~」と声に出す。

 

そう、「美味しかったぁ~」と声に出してもらいました。

太らなくなったことを実感したら、次に何が起きたかというと、

食べる量が減っていったんです。

 

分析するに、なんらか「ストレス」が関連していると思うのですが、

専門家でもないので、具体的な説明ができないけれど、

「嫌だ~」「ダメだ~」の時間が増えたら、

何でもいいので「嬉しい~」こと、「幸せ~」を感じることを

体感して、声に出すべし!