ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

被害者意識と当事者意識

私は、時に「被害者意識」のスイッチが入り、

私は、時に「当事者意識」のスイッチが入る。

 

人は、

うまくいっていないとき、

往々にして、

 

この「被害者」になりたがり、

人のせいにしたり、

環境のせいにしたり、

能力のせいにしたり、

時代のせいにしたり、

タイミングのせいにしたり、

 

だからといって、

『全て私の責任だ!』と

自分を責めることが

当事者意識でもない。

 

今、振り返ると、

本当に恥ずかしいけれど、

会社員時代は、

どちらかというと、

「この上司だからうまくいかない」

・・って、

被害者意識そのものでした。

 

だから、上司とうまくいかない。

やりあう。楽しくない。転職する。

なんて、方程式ができていたけど、

 

コーチングや、コミュニケーションを

いろいろ学ぶ中で、

私の被害者意識が「私は悪くない」という

メッセージとして相手に伝わっていることを

知ったんですね。。

 

そういうつもりは、ぜんぜんないんですよ。

だって、上司が言っていることに理不尽を

感じていたので、

 

ただ、ただ、

黙っていられなかっただけなんです。

 

上司には、私が理不尽に感じていた理由より、

「あなたが悪い」=「私は悪くない」だけ、

受け取っていたようで、

 

それにどうやら、反応していたようでした。

うまくいくはずありません。

 

当事者意識が何かわかりかけていたころ、

まず何をしたかというと、

「あなたは悪くない」というメッセージを

送ること。

 

コミュニケーションスキルでいうところの、

『傾聴』ですね。

 

理不尽なこと言っても、

賛成できな内容でも、

お前間違ってるぜ!と思っても、

「そうですかぁ」って

我慢する(笑)

 

そうするとね。

不思議なんですけど、私が感じた意見・提案を

きいてくれるようになったんです。

 

人のメカニズムって、おもしろいです。

あ、これも当事者意識かな。

当事者意識とは・・・簡単にまとめると、

現状をそのまま捉えて肯定的に対応することかな。

 

私の場合、どれでも、なんでも、

『おもしろいな~』と感じることを大切にしてる。

 

 

その考え方が、人生の質を左右するようです。