ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

自分自身に興味をもって。

昨日は、主催のコーチングスクール勉強会。

 

年初めには根拠なき「20名」参加を目標に、

1期生の認定コーチと場づくりをしてきました。

 

今年最後の参加人数は18名。

1期生の彼と私を含めたら、20名。

でまずまず

というところでしょうか。

 

参加者は、みな勉強熱心。

ひとつひとつのセッションに、

真剣に取組み、

相手のためを思って、

アドバイスしていました。

 

この勉強会は、

コーチングのセッションも

練習しますが、

質問を体験する演習も

含まれています。

 

・ちょっと自慢できることは何ですか?

・何をしているときが一番自分らしいですか?

・本当はしたいと思いながら、していないことは何ですか?

・妥協していることは何ですか?

・立ち止まってしまう時はどんな時ですか?

 

いつも目の前の問題解決ばかり、

気にしていると、

自分自身を見つめる機会が

ありません。

 

「自慢できること?何かな?」

「自分らしいとき?どんなときかな?」

「本当はしたいことって何だろう?」

「妥協?してるのかな?」

「立ち止まるとき?どんなときだろ?」

 

自分の中にあるものを、

さらっと応えられている人は、

ほんのひとにぎり。

 

ほとんどの人は、

『うーん、考えていないなぁ。』

と自分自身と向き合っておりました。

 

普段であれば、

「そんなこと考える必要があるの?」

「言語化しなくても、

自分がわかればいいじゃない。」

という考え方もありますが、

 

コーチングでは、

あえて考えて、

自分の口から話してもらいます。

 

自分の口から話すことで、

自分への理解が深まるんです。

 

『俺って、(私って)、

こんな風に感じていたんだ。』

 

その感じていたことを、

安心して話すには、

きき手が、

その話を否定せず、

判断せずに

受け止めなくてはいけません。

 

その効果は、

人の自発的な行動と、

可能性を引き出します。

 

だから、

コーチングはおもしろい。

 

勉強会の最後は、

私、「校長」からのあいさつ。

 

忙しい、この12月に

2時間勉強会のために

横浜に集まってくれた

参加者に

どんなメッセージを

届けよう?

 

そんなことを考えていたら、

勝手に口が、

こんなことを言っていました。

 

「自分自身に興味をもってください。」

と。

 

コーチやカウンセラー、セラピストは、

どちらかというと、

自分より他人優先にしがち。

 

でも、本当は、

他人のことを思うなら、

自己犠牲せず、

自分を楽しませなくちゃ、

他人に、その楽しみの良さが

伝わらない。

 

だから、

質問を活かしてもいいので、

自分に興味をもって、

インタビューしてほしい。

 

そして、

楽しみながら、ウキウキしながら、

堂々と、自信をもって、

そのインタビューに応えてほしい。

 

そう、なんとなく、

2018年のテーマは、さらに

「自分自身に興味をもつこと」

になりそうです(笑)