ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

人生を楽しんでいる人は、手放し方を知っている。

『時間がない』

『忙しい』

『これじゃ身体が壊れちゃう』

『仕事が多すぎて困る』

『自分の好きなことの時間がさけない』

『自由な時間がない』

『お金がない』

 

ないものを考えるとキリがない。

これでもか!

と饒舌になる。

 

では、

それがみーんな手に入ったら、

『何を始めたいのか?』

と聞いてみると、

なかなか答えが出せない。

 

・何をしたいのか?

・自分はどうなりたいのか?

・何を始めると楽しいのか?

 

がわからないから、

目の前のことが片付くと、

『何か』

が手に入ると思ってる。

 

その『何か』は、

誰かが私のために、

ご褒美のために、

もってきてくれると

思ってる。

 

今日は、今年最後の、

パーソナルコーチングでした。

 

私が、

「人生楽しく!」を

モットーにしている話をしたら、

 

彼女は、それが理想だと

話してくれました。

 

非常に頭の回転が良く、

スピード感をもって仕事に

取り組んでいて、理解力も高い。

 

いろんなひととバランスよく、

コミュニケーションもとれて、

みんなにも頼られている存在。

 

だからこそ、

周りの事を考えすぎて、

自分が抱えちゃうクセを

もっている。

 

抱えちゃうと、

いや、抱えすぎちゃうと、

自分の首を絞めることになる。

 

「時間がない」

「忙しい」

「自分の時間がもてない」

ってね。

 

そんな状態でも、

それを「いいこと」として、

捉えているから、

手放し方を知らない。

 

手放すことが

「悪いこと」

だと勘違いしている。

 

他人でもできることを

請け負って、

自分しかできないことの

範囲を狭めてしまっている。

 

『手放すことは悪じゃなく、善だよ』

 

と、お話することで、

何か腑に落ちたようでした。

 

自分にしかできないこと、

自分だからできること、

 

それを認めないと、

実績で評価を感じようとします。

評価を得なくても、

自分の強み、長所、

自分の意欲を掻き立てることで、

手放していいことが

見えてくるはずです。

 

実績だけが評価対象ではありません。

自分だからできること、

それを自分が認めて、

そこに時間をかけること、

それが自分の存在価値を

認めることになるのです。