自分の能力を最大限に高めたいなら、自分の思い込みを観察すべし。
今日は、年明け初の水曜読書会。
- 作者: ハイディ・グラント・ハルバーソン,林田レジリ浩文
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2017/06/22
- メディア: 単行本
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『思い込み』
これ、かなり成功の障害になるクセモノデス。
本当に自分が結果を出したいなら、
自分の能力があるとかないとかに悩むより、
自分が結果に向けて、どんな考え方・思い込みをしているのかを知る方が
解決は早いとも言えます。
「自分には成功する資質が欠けている」と思うなら、
心配することはありません。あなたの判断は間違っています。
私たちは自分の知能に対して、2つの考え方のどちらかを持っています。
まずひとつは「固定的知能観」
・業績や成績はうまれつきの才能で決まってしまう。固定的なものという考え方。
もうひとつは「拡張的知能観」
・「能力とは変更可能なもの」と言う考え方。
あなたは能力を伸ばすことができます。
そのためには「やり抜く力」が不可欠なのです。
地道な能力を可能にしてくれるのが「やり抜く力」です。
あきらめる人か、がまん強く続けられる人かは「何のせい」にするかで予測することができます。
「固定的知能観」をもつ人は、「うまくいかないのは自分に能力がないせいだ」と考えます。こう考える結果、彼らはそれをやり続けません。早々と見切りをつけて「自分はこれ以上やってもむだだ」と結論づけてしまうのです。
「拡張的知能観」をもつ人は、「努力不足だった」「戦略を間違えた」「プランを練らなかった」などと自分の努力や行動のせいにします。こう考える結果、彼らは困難な状況下でも、努力を続けることができます。
今なら、この本を見て、その通りだな~と感じることができますが、
約8年前、「固定的知能観」の塊。
私の頭の中を占拠していた言葉は、「どうせ」「だって」「でも」。
その8年前、占い師に頼るのもどうかと思っていたけれど、
自分の中でまたどん底気分を味わっている時に友人・知人に相談・・・という
感じてでもなく、紹介してもらった「当る」人に会いに行った。
・努力してもどうにもならない。
・この上司がいる限り変わらない。
・私がずっと我慢しなくてはいけない。
・我慢すればいいんだ。我慢しかないんだ。
・私が耐えればいいんだ。耐えなくちゃいけないんだ。
・あの人みたいにならなければ、受け入れてもらえない。
他人にならないと受け入れてもらえない苦痛と、
自分のままでいると望ましい環境が手に入らない苦痛。
二つの選択肢からしか考えられない固定的な考えを、
強力に変えていくプロセスを学ばないと苦しいまま。
その占い師は、私に協力に「思い込み」に
支配されていることを訴えてきました。
思い込みが正しいと思っている私は、
その「訴え」を受け入れることができません。
だって、思い込みじゃないもん。そういう環境なんだもん。
私がいけないんだもん。そうなんだもん!!!
ガッチガチの、バッキバキ状態(笑)。
でも、占い師も負けてません。私の良さや魅力を激しく訴えてきます。
周りがどうであれ、その良さや魅力を出し続けるためにできることが大切だと訴えてきます。
「こんな気持ちでできるはずがないじゃない!」これも思い込みの占拠。
しばらく占い師といい感じのバトルを続けましたが、振り返ると納得してもしなくても「じゃ、やってみるのか?」と思ったところからしか、人生って変わっていかない。
思い込みを外すには、今もっている考え方以外の考え方をたくさんみつけて、自分がフィットするものをやってみる!
それが能力を高めるベストな選択!
「どうせ」「だって」「でも」を呪文のように唱えている人でも、
必ず能力は開花すると信じています!