ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

無駄なことしたくないんです。

なんか、生き急いでいるのかな~。

お仕事できる女子たちの口癖に多いのが、

 

『無駄なことしたくないんです。』

『無駄はいやなんです。』

 

とある女子は、

1度教えたら、ちゃんと覚えてほしいんです。教えたこと忘れられると、あの教えた時間を「無駄」にしないで!って感じちゃうんです。 

 とある女子は、

とにかく、仕事を効率的に進めたいんです。職場で仕事以外の話をして関係性を作るのも大事ですけど、その話をしている時間が「無駄」に思えるんです。 

 とある女子は、

相手の気持ちを盛り上げようとするのって、なんだかエネルギーの「無駄」に思えるんです。やる気がないなら、いいや~みたいな感じで。 

 

効果がすぐに出ないものに対して、結果につながらないと感じるものには、

見切りが早い。そして、仕事を抱え込むでしまう傾向があるようです。

 

そこで、「無駄なことを嫌がる人」を考えてみました。

 

■無駄なことを嫌がる人の「強み」

  1. 時間の使い方がうまい。
  2. 効率化が得意。(管理能力が高い)
  3. 冷静に判断できる能力がある。

*やっぱり仕事ができるひとの特徴ですね!

 

■無駄なことを嫌がる人の「弱み」

  1. 理屈っぽい。神経質。(無駄を省こうと細かい指摘をしてしまう。)
  2. 現実的。(夢や興味、挑戦より、失敗しないやり方を選択してしまう。)

*新規の仕事や経験のないことには、かなり慎重になってしまう可能性がありますね。

 

そんな、無駄なことを嫌がる人の心理とは?

・損をしたくない。

・後悔したくない。

・意味がないことはしたくない。

 

そんな、無駄なことを嫌う人が周りから、どう見られやすいか?というと。

 ・ドライなタイプなため、相手に対して思いやる言葉もかけない。冷たい人だと思われる。

・合理主義に走りすぎて周りに合わせることができず、協調性がないと思われる。一匹オオカミに思われることも。

・興味関心、および状況の理解を示してくれないと、思われる。

 

これは仕事はできるけど、リーダーになったとたんにチームが機能しなくなる要因が潜んでいます。合理主義の特徴が、円滑なコミュニケーションの障害となります。

 

リーダーの立場にたったら、

コミュニケーションが無駄だとか、意味がないとかで、自分の「合理」だけを考えず、リーダーとしての「目的・目標」を考えることが必要です。

 

そのために、今感じている「無駄」が本当に「無駄」なのか、

もしくは「無駄」に関わることが、周りの協力を得ることにつながるのか、

ここが腕の見せ所になるでしょう!

 

無駄の使い方を得ることは、あなたのキャリアステージをアップさせます!