ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

人生の悩みの多くは、過去に対する後悔か未来への不安によって生まれる。

今日は水曜読書会。

普段なら、絶対読まない日本史がテーマでしたが面白かった!

こんな私がもっと歴史に触れたくなりました。

感動する!日本史 日本人は逆境をどう生きたか (中経の文庫)

感動する!日本史 日本人は逆境をどう生きたか (中経の文庫)

 

 

吉田松陰

黒田官兵衛

上杉鷹山

・御木本幸吉

・岡野喜八郎

八田與一

永井隆

正岡子規

高杉晋作

立花宗茂

・高橋紹連

大山捨松

山岡鉄舟

島津斉彬

・まつ

細川幽斎

・クラーク博士

塙保己一

木村重成

 

総勢19名の逆境に対する取り組み方が書かれていました。

見慣れている名前も多いのに、知らないことって多いものです。

 

この人たちの逆境に比べれば、

今の悩みなんて「へ」みたいなもんだと感じさせてくれるほどの逆境ストーリー。

 

だって、捕まったり、殺されそうになったり、牢獄で死を待つばかりだったり、

原爆に出会ったり、家族をなくしたり、余命が短かったり、

未来に期待なんてもてっこない状況でも、どんなときでも、

『小さい光』をなんとか探そうとして、探し当てちゃう天才なんだね。

 

この本をまとめた著者がこんな気づきを記していました。

人生の悩みの多くは、過去に対する後悔か、未来への不安によって生まれるのだ、と。過去も未来も思い切り手放し「いま」に生きれば、ほとんどの悩みは雪のように消えてなくなるのではないか、と。 

この「手放し」ってやつが、なかなか難儀なんですけどね。

 

・昨日、●●な失敗をしたから(過去)、今度も(未来)だめなんじゃないか。

・こんな状態が続いている(過去)から、もっと(未来)悪くなるんじゃないか。

・あんなことがあったから(過去)、こんな結果(未来)になっているんじゃないか。

 

過去の原因と未来の不安分析に時間をかけていては、

自分の人生はワクワクしてこない。

 

「今、できること」を探すとき、

効率化を求めてしまうと、足止めのまま前進しない。

 

「Aの方法が効果があるのか?Bをやったほうが近道なのか?」

考え続けるだけでは、明確な答えはでない。

だから、早く行動始めて、たくさん試すことが成功の近道なんだね。

 

そもそも「後悔と不安」のない人はいない。

それを感じる人がダメ人間でもない。

またひとそれぞれ「後悔と不安」の感度も違う。

 

自分だから感じた後悔を、

自分だから感じた不安を材料に、

『今の生き方』を料理するのが、

自分らしい生き方と言えるのだと思う。