ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

レールの上を走ってきた人生から卒業する。

知人から、ホリエモンyoutubeを教えてもらったので、

ちょっくら、拝見。

 

youtu.be

 

『今を生きろ!』

これが、ホリエモンのメッセージ。

 

先日、感動する!日本史 日本人は逆境をどう生きたか (中経の文庫)

にも『今を生きる』メッセージが書かれていたので、心に響くか?と

思いきや、やっぱり「何を言うか」ではなく、「誰が言うか」が

大事なんだと痛感したわけでして・・。

 

「あなたから言われてもね~」と冷めた感じの16分。

本を読んだ後だから?かな~。

 

なんか、

登場の仕方が「これ電通に依頼したよね」みたいな・・。

芸能人気取り?のような。

メッセージはジョブズとかを意識した?でしょって感じで、

歴史上の人物にでもなったつもり?

なんて、よこしまな気持ちで眺めておりました。

 

登場した時に、わぁ~という歓声もあまりなく、

なんだかしらけていることも、

今の学生の関心度の低さも伝わってくるようでした。

 

ホリエモンは、

これからは、レールがあってレールがないような人生を送る 

 と言っていましたが、確かにその通り!

今選択した会社に定年までいれば、素敵な老後が送れるという保証が見えない時代。

自分が『選択する力』をつけていくのが、社会人に必要な基礎スキルだと思う。

 

そのためには、さまざまな情報を得ていこうとする好奇心が大事!

その情報を得るというところは、ホリエモンの考えと似ているんだけど、

だから、「発信せよ!」と強く訴えるのもどうかと思ったり・・・。

 

まぁ、賛同できる話も、できないものもあるけれど、

ざっくり共通点をまとめると、

  1. 与えられることから卒業して、自分から取りに行くこと。
  2. 行動すると失敗が伴うから、立ち上がり方を身につけること。
  3. 過去の後悔や未来の不安より、「今できることから始めること」

 これは、新社会人だけでなく、

どの年代の人にも必要な考え方だと思う。

 

レールがあったことが普通だと思うから、レールがない時代が受け入れられない。

 

それを受け入れている人は、どんどん行動して傷つきながらも、自分の生き方を手に入れるために汗水たらしているのに、傷つくのが怖いから、それを知られたくなくて、「相手の不満」を力説する。

 

残念ながら、ネット環境が普及すればするほど、

『さぁ!準備は整った!自分が欲しい情報をみつけていいよ!』

と選択の自由を与えてもらっているはずなのに、自由過ぎると何を選んでいいのか、これを選んだら周りから褒められるのか、判断基準で混乱しているようですよね。

 

そんなときは、まずは自分の好き嫌いを並べて、その好き嫌いの理由を書きだすと、自分が選択したものか、他人目線で自分が選択したものかがわかるようになります。

 

「後悔と不安」に縛られないために、

「自分で選択する」トレーニングを重ねていってください!