レールの上を走ってきた人生から卒業する。
ちょっくら、拝見。
『今を生きろ!』
これが、ホリエモンのメッセージ。
先日、感動する!日本史 日本人は逆境をどう生きたか (中経の文庫)
にも『今を生きる』メッセージが書かれていたので、心に響くか?と
思いきや、やっぱり「何を言うか」ではなく、「誰が言うか」が
大事なんだと痛感したわけでして・・。
「あなたから言われてもね~」と冷めた感じの16分。
本を読んだ後だから?かな~。
なんか、
登場の仕方が「これ電通に依頼したよね」みたいな・・。
芸能人気取り?のような。
メッセージはジョブズとかを意識した?でしょって感じで、
歴史上の人物にでもなったつもり?
なんて、よこしまな気持ちで眺めておりました。
登場した時に、わぁ~という歓声もあまりなく、
なんだかしらけていることも、
今の学生の関心度の低さも伝わってくるようでした。
ホリエモンは、
これからは、レールがあってレールがないような人生を送る
と言っていましたが、確かにその通り!
今選択した会社に定年までいれば、素敵な老後が送れるという保証が見えない時代。
自分が『選択する力』をつけていくのが、社会人に必要な基礎スキルだと思う。
そのためには、さまざまな情報を得ていこうとする好奇心が大事!
その情報を得るというところは、ホリエモンの考えと似ているんだけど、
だから、「発信せよ!」と強く訴えるのもどうかと思ったり・・・。
まぁ、賛同できる話も、できないものもあるけれど、
ざっくり共通点をまとめると、
- 与えられることから卒業して、自分から取りに行くこと。
- 行動すると失敗が伴うから、立ち上がり方を身につけること。
- 過去の後悔や未来の不安より、「今できることから始めること」
これは、新社会人だけでなく、
どの年代の人にも必要な考え方だと思う。
レールがあったことが普通だと思うから、レールがない時代が受け入れられない。
それを受け入れている人は、どんどん行動して傷つきながらも、自分の生き方を手に入れるために汗水たらしているのに、傷つくのが怖いから、それを知られたくなくて、「相手の不満」を力説する。
残念ながら、ネット環境が普及すればするほど、
『さぁ!準備は整った!自分が欲しい情報をみつけていいよ!』
と選択の自由を与えてもらっているはずなのに、自由過ぎると何を選んでいいのか、これを選んだら周りから褒められるのか、判断基準で混乱しているようですよね。
そんなときは、まずは自分の好き嫌いを並べて、その好き嫌いの理由を書きだすと、自分が選択したものか、他人目線で自分が選択したものかがわかるようになります。
「後悔と不安」に縛られないために、
「自分で選択する」トレーニングを重ねていってください!