ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

「興味はないけど、気になっている」を大事にする。

昨年、興味がないけど気になる講座があって、

いつもの自分なら『興味がない』を優先するんだけど、

恐いもの見たさで受講するほうを選択。

 

やっぱり、最初の出だしから、

「私の感は悪い意味であたってしまった」

「うう・・こなきゃよかった」

「お金が、お金がもったいない・・」

「周りの人たちは興味津々になってる、どうしよう」

 

どうしよーーーーーーー!

そう思っているうちに、自分の自己紹介の番が回ってきたわけです。

 

こんなとき、自分をいつわれず、

『興味がもてないけれど、なんだか気になったので受講してみた』と、きっぱり。

そういった後、「し~ん」という音が聞こえました(笑)

 

私は興味ないけど、他の方は大切なお金も時間も費やしているわけで、そんな貴重な機会を私の捉え方でぶち壊してはいけないと思い、この講座に参加している人たちに迷惑をかけてはいけないと心に決めたのでした。

 

多分、講師の方も、

「やりずれーなー」って思っていたのではないでしょうか。

「興味ないなら、くんな!」って、本音では思っていたんだと思う。

私のリアクションにドキドキしていたんだと思う。

 

その後、その講師とは、和解・・・?というか、

私の考えにも理解を示してくれて、

丁寧に私の質問に答えてくれた。

 

私がひっかかるところ、

私の理解力、

何を大事にしているのか、

興味はないけど気になったのは何故か?

 

その講師は、ひとこと、

『興味はないっていってるけど、気になっている時点で興味あるんだね』

とささやいた。

 

いやよいやよも好きのうち?ってやつ???

 

その経験をもとに、『興味がないけど、気になること』に首をつっこむようにしてみたんですよね。水曜読書会もそのひとつ。

 

なんといっても、読書は苦手で、読み込む自信はなかったのにライフワークになりつつあるんだから、ホント人間は摩訶不思議。

 

そもそも『興味』とは何だろう?

■興味 

  1. その物事が感じさせるおもむき。おもしろみ。
  2. ある対象に対する特別の関心。
  3. 心理学で、ある対象を価値あるものとして、主観的に選択しようとする心的傾向。教育学では、学習の動機付けのひとつ。

興味に似た言葉で、関心も調べてみた。

■関心

ある物事に特に心を引かれ、注意を向けること。

 

この意味からひもとくと、

私の今までの「興味」は、自分の中で「価値」や「メリット」を感じたもので、

気になったことが「関心」、すなわち心を引かれたことだとすると、

興味は頭で考えたもので、関心は文字通り「心」で感じたものなのかもしれない。

 

なるほど!

2018年は、興味じゃなく『関心』を大事にしていきたいと思う。