次のステージに上がるには、今までの自分パターンを手放すこと。
この本、軽く考えて読んだのですが、
かなり日本人の働き方そのものに物申す!の本でした。
自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方
- 作者: ちきりん
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/11/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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ありがちな時間に追われている4名のパターンが描かれているのですが、
その内、管理職の男性の例は私が管理職になった時の様子とほぼ同じ。。
すべてをプレーヤーのときと同じように完璧にこなしたいあまり、
自分の仕事に加えて、部下の仕事も抱えるようになり、
徐々に睡眠時間が削られ、笑顔が減り、イライラ、キリキリする毎日。
上司に心配されるも、反抗心むき出し、
私「そんなこといったって、やらなきゃだめですよね!!!」
上司「そうだけど、自分しかできない仕事を選んで、部下にまかせるのも仕事だよ。」
なんて会話を何度も繰り返してたっけ。
周りから「完璧主義」だと言われるのも無理がありません。
でも、どこで手を抜いたらいいのかわからなかった・・・。
その手の抜き方を、ちきりんさんは『生産性』と言っています。
この生産性を磨くことこそ、自分の時間が取り戻せるのです。
そこで大事になってくるのが、
「何を捨てるのか」「捨てられるのか」と、その覚悟。
自分の時間を取り戻すには、発想の転換が必要です。
立場や役割、ライフスタイルの変化に応じて、
今まで通りの生活パターンを維持すると負担増を
抱えてしまいがち。
今まで、うまくいっていた自分パターンを手放すのは、
かなり不安がつきまとうのですが、
次のステージにあがるには必要な実験です。
本当にうまくいくのか、いかないのか、
やってみなければわかりません。
今のパターンも、
そうやって失敗しながら確立してきたもの・・ではないでしょうか。
「自分が望むもの」に焦点を当てて、
その望むものが手に入る、今、最適な方法を選択しましょう。