ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

次のステージに上がるには、今までの自分パターンを手放すこと。

この本、軽く考えて読んだのですが、

かなり日本人の働き方そのものに物申す!の本でした。

自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

自分の時間を取り戻そう―――ゆとりも成功も手に入れられるたった1つの考え方

 

 

ありがちな時間に追われている4名のパターンが描かれているのですが、

その内、管理職の男性の例は私が管理職になった時の様子とほぼ同じ。。

 

すべてをプレーヤーのときと同じように完璧にこなしたいあまり、

自分の仕事に加えて、部下の仕事も抱えるようになり、

徐々に睡眠時間が削られ、笑顔が減り、イライラ、キリキリする毎日。

 

上司に心配されるも、反抗心むき出し、

私「そんなこといったって、やらなきゃだめですよね!!!」

上司「そうだけど、自分しかできない仕事を選んで、部下にまかせるのも仕事だよ。」

なんて会話を何度も繰り返してたっけ。

 

周りから「完璧主義」だと言われるのも無理がありません。

でも、どこで手を抜いたらいいのかわからなかった・・・。

 

その手の抜き方を、ちきりんさんは『生産性』と言っています。

この生産性を磨くことこそ、自分の時間が取り戻せるのです。

 

そこで大事になってくるのが、

「何を捨てるのか」「捨てられるのか」と、その覚悟。

自分の時間を取り戻すには、発想の転換が必要です。

 

立場や役割、ライフスタイルの変化に応じて、

今まで通りの生活パターンを維持すると負担増を

抱えてしまいがち。

 

今まで、うまくいっていた自分パターンを手放すのは、

かなり不安がつきまとうのですが、

次のステージにあがるには必要な実験です。

 

本当にうまくいくのか、いかないのか、

やってみなければわかりません。

今のパターンも、

そうやって失敗しながら確立してきたもの・・ではないでしょうか。

 

「自分が望むもの」に焦点を当てて、

その望むものが手に入る、今、最適な方法を選択しましょう。