不満と不安
今日、電車内でラジオを聞いていたら、
「不満と不安」と言う言葉が耳に残った。
似ているけれど、なんだか違いがあったような・・・
なんとなく、わかるけど、
なんとなくわかっていない違いをあらためて
考えてみることにした。
「不満」を辞書で調べてみると、
・満足できないこと。あきたりないこと。
「不安」を辞書で調べてみると、
・何かが気がかりで落ち着かない心の状態。
不満は現状の「ない」に焦点が当たっていて、
不安は未来の「ない」に焦点が当たっている。
自分に置き換えると、
不満があるときは、周りの状況に心が左右されているけど、
不安があるときは、うまくいかないとどうしようって、
ことに心奪われている状態。
どちらも、今に生きていない。
そして、自分を見ていない。
不満があるなら、堂々と伝えればいい。
「伝えられるものなら、伝えていますよ」なんて不満(笑)の声が聞こえてきそうだけど、負け犬の遠吠えはカッコ悪い。陰で言ってもなんの解決にもならない。そんなこと言ってるくらいなら、ちゃっちゃとその場を切り上げて、自分のために時間を使って満足させた方がよっぽどいい。
さらに不満をぶつけるだけなら、ただのわがまま・・に聞こえるかもしれないので、改善案をセットで伝えることをオススメする。私が不満まみれで仕事をしていた時期、上司に愚痴ったら、「じゃぁ、代替案を出してみてよ」と言われて引っ込んだ。
「いやだ!やりたくない!」は、なんの解決にもならない。
それから、必ず不満を伝えるときは、改善案もセットで伝えている。
お陰で不満を味わう時間が減っていった。
すべてがアイディアだしのための時間になったから。
不安・・・もちろん私も感じることがある。
そんな時は、最悪の事態を考えるのではなく、
逆境を勝ち抜いた(?)ストーリーを妄想する。
今はゴールがなんだか見えないけれど、、
ここでこんな風に努力したことが、こんな風に転換して、
偶然にもこんなことが起きて、こんなゴールが待っている♪
って妄想した後は、
「こんなところで、モジモジしちゃいられない。やならくちゃ。」
って行動量を増やすことに焦点が当たる過ごし方になる。
行動量が増えれば、不満も不安も感じる暇はないのです。