雨降って地って固るの?
昨年、私にしては珍しく声をあらげる事件がありました(笑)
仕事上、お互いの時間がすれ違っているとメールのやりとりだけで
コミュニケーションしなくてはいけない場面があります。
今思えば、お互い・・・その仕事に対してやりがいを感じ、
成果を出したいと強く思い、
だからこそ、自分の考えをつたえなくちゃって思ってた。
それが、混乱の始まり・・・。
相手は、
私の事を「そんな考えだから甘いのよ」とメールを読みながら感じていて、
私は、
「いや、だからそうじゃなくて、ここが重要だって伝えてるのに」と
自分の思いが伝わらない苛立ちを感じながら、
なんとか自分の思いが伝わるように表現を変える工夫をする。
そんな中、クライアント様の打ち合わせを中止といつわって、
私欠席の中、戦略が練られることに・・・。
中止だったことが「ウソ」だとわかったときには、
はらわた煮えくりかえって、その辺のものをぶちまけて、
落ち着かなくなって、バタバタし始めて、
でも、私は『コーチ、コーチ』と言い聞かせて、
「どうしよう?」
「どうする?」
「怒りを素直に表す?」
「何が大事?」
「何が大切?」
「理想のゴールは何~!!!」
とセルフコーチングしながら、他愛のないすれ違いだと言い聞かせ、
クライアント様のニーズを大切にすることに決めたんです。
そこまでは良かった・・・(笑)
あらためて、私抜きの打ち合わせ報告を電話でもらったとき、
相手はたまったものを吐き出すかのように、ダメ出しの連発。
私にとっては、すべて思い込み、決めつけで話しているようにしか聞こえず、
話をききながら、気持ちはだだ下がり。対応もぶっきらぼうに・・。
『さっきから、トーンが低いんですけど気乗りしませんか?』
私「気乗りしませんね。」
『そんなことでいいんですか?それじゃプロと言えませんよね。』
私「そうですね。プロではありませんね。」
『そんな子供みたいな態度で良いんですか?』
私「良くないでしょうね。」
一事が万事、こんな感じ(笑)
そこから不満が爆発しちゃった~!!!
いろいろ思うところはありますが、自分の思い・考えを伝えることは、
とても大事です。
結果的に、自分の思う方向に行かなかったとしても・・・・・です。
何事も自分が発しなければ、相手には伝わりません。
相手にも非難はされましたが、私が子供っぽく?声を荒げたことで、
なぜ私がそこまでの言い方になったのかは理解してくれたようでした。
それから約半年・・・。
やっぱり欠席打ち合わせのことは頭から離れないけれど、
やっと同じゴールに向かって、思い込み・決めつけがない話し合いが
できるようになってきたように思います。
これは、自分のゴールを見失うとできないことなんです。
だって、「自分を傷つけた人」はそう簡単に許せない。
でも、本当に手に入れたいものが明確になれば、そんなことは・・
とまでは言えないけれど、自分でしっかりメンテすればいい。
クライアントが困っていて、「何とかしたいと思っているけど解決策がみつからない。」私は、このテーマを考える時間を大切にしたかった。ただ、それだけ。
それを実践するかしないかで、手に入るものが変わってきます。