ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

恐がらないで、自分の未来に向けた行動を選択する。

コーチングを学びにくる方は、誰しも必ず大なり小なり「ビジョン」をもっています。

もちろん、みんなの前で言えることもあるけれど、言えないこともある。

 

「こんなことをやってみたい」

「あんなことができたらいい」

「本当はこれがやりたいんだ」

 

そんな野望を頂いている方多いです。

 

そんな野望を持っている人と話すのは本当に楽しいし、

その叶えたい野望が自分の知らない分野であれば、

なおさら興味津々だし、

かっこいいな~って思うし、

どんな方法が近道かな~ってワクワクするし、

「絶対、叶う!」って後押ししちゃいます。

 

ただ、ごくまれに野望の話をしているんだけど、

残念だな~と感じる人に出会うことがあるんです。

 

それは、

・やりたいことがあるけれど、何も行動に移していない人

・やりたいことがある自分、それを考えている自分にステータスを感じている人

・高尚な夢を頂いていて、その話をしている自分に酔っている人

 

 

人は、夢ややりたいことを実現している人が羨ましい。

そして、自分のそんな人間になりたい!

 

だから自分の好きなことや得意なことを「夢」として描いたり具体的に言えるようになると、気持ちがよくなってくる。それを達成したい。実現したい。叶えたい。というテンションが上がってくる。

 

けど反面・・・、

・誰も興味を示してくれなかったらどうしよう・・?

・本当に自分がしてもいいんだろうか・・?

・生活に支障がでたらどうしよう・・?

・時間はうまく調整できるだろうか・・?

 

やり始めようとすると、アクションプランより心配リストの量が増えてくると、とたんにトーンダウンが始まり、今までのパターンを繰り返し続けてしまう。

 

これは「ゼロか100か、答えは二つに一つしかない」という狭い考え方にありがちなパターン。見方を変えると「完璧主義」ともいえちゃう。100が必ず手に入るという自信がなければ、1歩も前進せずにそこで足踏みしながら「夢」の話をし続けることになるんです。

 

前進していないということは、夢は自分のために近づいてこない。

夢を手に入れるより、恐れに負けちゃうんですよね。

 

『だって、なりふり構わず好きなことできる状態じゃないんです!!!』

 

ってお叱りの言葉もあると思います。

もちろん、なりふり構わなくてもいいと思うんです。なりふり構わなくてもいいけれど、ただただ、棚から牡丹餅待っているような感じで空想していないで、自分の未来のために行動していかないと、望んでいる「夢」を手に入れるチャンスを失ってしまうんです。

 

今すぐ、100点とらなくていいんです。

週に1時間だけでもいいと思うんです。

週末の時間を使うでもいいと思うんです。

通勤の時間を使うでもいいと思うんです。

お風呂タイムを使うでもいいと思うんです。

 

恐がらないで、自分の未来に向けた行動を選択していきましょう。

これは、自分にも自戒の念を込めて。