ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

嫌な態度・きつい態度をとる人の中には、弱さを隠したい人がいる。

B型って、嫌われやすいですよね。

自己中とか、わがままとか、マイペースとか、一般的なそういう理由で・・・。

 

なぜだか、学生時代はB型に囲まれていたので、

あまり気にならなかったのですが、

社会人になると「上司がA型」という確立が高く、

どうもその影響もあってか、すれ違いがあったようにも思えます。

 

とはいっても、血液型なんて4つのパターンしかない。

血液型で好き嫌いを決められたら、たまったものではありません。

 

そのたまったものではない経験を思い出しました。

 

30代前半でしょうか。

その時の私の上司は、ひとつ上の「女上司」で、派遣社員の採用部門だったのに、どちらかというとコミュニケーションが苦手なタイプでした。

 

そしてなるべく嫌~な仕事は部下に振っていく・・・という、わかりやすさ。部下の体調が悪くても、自分が苦手な仕事は手をつけないという徹底ぶりでした。

 

その仕事をして、約半年ほどたった時、ランチのときになぜか血液型の話になったわけです。その場のメンバーで「B型」だったのは、私だけ。その上司の表情がみるみる変わっていったのが分かりました。

 

『私、B型ダメなんだよね。ホント、トラウマ・・・。ちょっとB型だめなんだよな。』と、おろおろ。

 

どうやら、彼女は私の仕事ぶりを見てA型だと感じて仕事を任せてくれたようなのですが、そのランチ以来・・・私に仕事を振らず、他の人に仕事を頼むようになっていたんです。

 

私としては、「はっぁ?」という感じ。

仕事ぶりより、血液型?

 

目も合わせてくれないし、触れないようにしているし、あからさまな態度に周りが心配するほど。。。私がトラウマになりました。血液型で仕事の割り振り考えるなんて・・・「もうB型って言えないじゃんかぁ!」ホント、思い込みって怖いものです。

 

こんなやつと一緒に仕事したくない・・・と思ったものの、担当している仕事は好き。

そんな中、いかにストレスを抱えずに毎日仕事ができるか考えてみました。

 

仕事をしていく上では、やりづらい上司でしたが、見方を変えれば「弱い」人なんだなと言う部分も見えてきて、そして、「弱い部分」を見せないようにするのにいっぱいいっぱいなんだな・・と思ったら、寛容な気持ちになってきたんです。今まで出会ってきたB型はそこにズカズカ入っていたから、B型に怯えちゃたんです。きっと。

 

しばらくして、私は派遣社員の採用から、中途採用の部門に異動。

血液型の呪縛からとかれることとなりました(笑)

 

■過去からの学び■

・自分に嫌な態度、きつい態度をとる人の中に、弱さを隠したい人がいる。

・相手の見方を変えることで、寛容になれる。