ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

「できない」けど「できていることもある」自分をみつけることの重要性。

自分に厳しい人の口グセ。

 

・どうして、こんなこともできないんだ?

・どうして、あの人のようにできないんだ?

・こんな私だからダメなんだ・・。

・スキルがないからダメなんだ・・。

・器用じゃないからダメなんだ・・。

・理解力が低いからダメなんだ・・。

 

こんな口グセを自分自身に言い聞かせては、

パワーが生まれません。

 

明日も頑張ろう!と思えません。

「何くそー」やってやろうじゃないか!

とも思えません。

 

その口グセが習慣になっているなら、

自分自身に「できないレッテル」を貼っています。

 

向上心がありながら、どこかで、

できない自分を信じている状態です。

 

これでは、自分の才能や可能性を

引き出していくことはできません。

 

相手のいいところを探すように、

自分のいいところを探して、

自分に言い聞かせることが、レッテルの貼り替えにつながります。

 

『こんなダメな私だけど、一生懸命取り組んでいる。』

『スキルがないけど、信頼関係でカバーしよう。』

『器用じゃないけど、ひとつのことを丁寧に仕上げる力がある。』

『理解力が低い私だけど、学ぶ意識が高い。』

 

厳しい人は、得てして、他人にも厳しくなりがち。

 

状況によっては、厳しさも必要だけれど、

人は存在価値を感じれば感じるほど、モチベーションがあがるもの。

相手の良さ、強み、興味、活かし方を言葉にすることで、

相手の行動を促し、相手に頼りにされ、チームで仕事をすることが

できるようになります。

 

自分に優しくなれ・・ということではなく、

自分の活かし方を知る・・・それは、

自分の良さ、強み、興味を知らなければ、

叶えられないことだと思うのです。

 

「できない」ではなく、

「できないけど、こんな良さがある」

そんな視点を持ち続けると、

あなたのレベルは自然と上がると信じています。