ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

相手に伝えるときは、問いから始めると記憶に残りやすい。

自分が「言ったこと」は、誰しも認められたいもの。

誰でも自分の意見や提案に、こんなふうに反応して欲しい。

「そっかあ。」

「なるほど。」

「確かに、そうですね。」

「それいいですね!」

 

だけど、毎回そうはいかない。

というか、自分の言ったことが伝わらず悩んでいる方は

とっても多いんです。

 

そんな中で、今日のNEWSPICKSは林修先生の伝え方。

diamond.jp

 

林修先生が一躍有名になった、あの言葉が伝え方のヒントです。

『いつやるの?今でしょ!

これは、問い➡答えを後出ししている言い方。

 

実は、脳は「問い」を受けると不安定になるんです。

脳も人も不安定を嫌います。だから答えを探そうとするんです。

そこで「今でしょ!

探していたものがみつかると安心するし、記憶に残りやすい。

 

もし逆のいい方だったら、どんなフレーズが考えられるでしょう?

 

例えば、「今でしょ。やるのは。いつから始めるつもりなの?」

不安が残ります(笑)

 

職場の管理職やリーダーの方は、一生懸命になればなるほど、「すべきこと」を説明していきがちです。すべきことを一生懸命説明しても、相手がそれを探そうとしていなければ「スルー」されちゃうかもしれません。

 

自分が伝えたことが記憶に残るように、まずは「問い」を活かしてみましょう。

新入社員や社歴が浅い社員を受け持ったのなら、クイズ形式の問いでもいいかもしれませんね。

 

「さて、こんなときはどうしたらいいでしょう!」みたいな感じで。

もし部下やメンバーが的外れなことを言ったり、レベルが低い回答があったとしても、決してダメ出ししないでくださいね。あくまでも『今』がそのレベルというだけの話。

 

そのレベルを、どのように上げていくのかはリーダーの腕次第です。

お試しあれ♪