ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

管理職は攻める以外のスキルを身につけなければチーム達成は得られない。

傾聴とは何か?を考えさせられた記事でしたが、

優秀な社員が管理職になり、部下を育てられないという話はよく聞きます。

 

きっと似たような会話が繰り広げられているんだろうなぁ~と感じながら、冒頭の会話と望ましい会話例を見比べていました。

 

diamond.jp

 

管理職に求められる傾聴とは、

ざっくりまとめると「よくきくこと」「注意深くきくこと」

 

でも、こんなことはどの管理職も理解していて、「傾聴してください」と伝えると、

それくらいわかってますし、やってます!という表情で返してきます。

 

何が重要かというと、「きいた後の対応」

部下からうまくいかなかった情報に対して、

・なんでうまくいっていないんだ?

・どうしてうまくいっていないんだ?

・それでいいと思っているのか?

・それって甘いんじゃないのか?

・俺だったら、こうする!

 

まぁ、攻めまくってる言い方ですよね。

管理職と部下の成長ペースが違えば違うほど、管理職が攻め口調になってしまう。

ペースが合わないから、イライラして、そのイライラが「攻め口調」に変わるんでしょう。

 

でも、それを続けているとチームでの仕事はできません。

無意識に「自分とペースを合わしてねーだろ!」と言っているようなものです。

 

だから、「きいたあとの対応」が重要なんです。

自分のペースとズレを感じたら、そのズレを修正するように指導する必要があるんです。

 

管理職が部下の「甘い考え」を感じたら、

『その考えは甘いよ!またうまくいかなかったら、どうする?』じゃなく、

『その考えで、必ず達成すると感じた意図を教えてくれる?』

 

管理職は、部下の目標達成も導く支援者。相手のレベル感を確かめたら、攻めずに修正するスキルが必要なんです。

 

そのスキルを活かすことで、部下自身も、何がズレて上司に疑問を投げられたのかに気づき、成果を出せる部下に成長していきます。あなたの感じた違和感を攻めずに、そう感じた理由を聞いてみましょう!

 

お試しあれ♪