自己愛が強い人は自分のミスを認められず相手を責める。
さて、GW明けて数日立っていますが、いかがお過ごしでしょうか。
5月になると、5月病がうわささることが増えますが、最近では新入研修を長めにとったり、転職や異動で実務につくのが遅れて6月病になる人も増えているようです。
この記事を読んで感じたのは、『自己愛が強い人』に振り回されている管理職が多いということ。
自己愛が強いと何が起きるのか?
新しい場所では不慣れな状況で仕事をすると多少なりともミスが発生することがあるけれど、そんな自分を起こす自分が許せない。そんな自分が認められない。ミスを起こした自分と向き合うことができないので、周りを責め始める。上司の指示が悪い、環境が悪い、会社が悪い・・・。
逆のアプローチもあるかもしれません。そのアプローチとは、極端に反省を見せて周りからの関心を求める。そこで自分の存在を確かめるような・・・。
いずれにしても共通点は、成長しようとしてていない!
今の現実を受け入れて、何が起きて、何が足りなくて、次にどうすれば同じようなことが起きなかったのか、次回どんな準備をしておけばいいのか、誰から情報をもらえばうまくいくのかなどなど、成長のステップを考えようとしていない。
でも今の20代、30代は職場に成長を求めるんですよね。
このギャップはなんだ!!!
彼らが感じている成長とは、
- 自分がやりたいことを、やりたいように取り組み
- 今持っているスキルより、さらに上達すること
なのかもしれません。
自己愛が強い人は、失敗は汚点で学びとは考えにくいのでしょう。
そんな社員を支援する立場になった管理職の方やリーダーは、どうすればいいのか?
自分がどんな人を「評価するか」を伝える機会を設けてみてください。もちろんこれは相手の成長意欲を促すための言い方なので工夫もタイミングも必要です。ランチの場所でさらっと言うもよし、面談のときに仕事の役割を伝える時に言うもよし、一緒に帰り道道に言うもよし、です。
この記事の中にある橋本氏の提案を評価ポイントとは、以下の4つ。
- 面倒な仕事にどう向き合ったか。
- 火中の栗を拾うことができるか。
- 緊急事態に冷静に対処できたか。
- つまらない仕事も手を抜かなかったか。
ざっくりまとめると、どんな仕事にも自分の成長のために積極的に取り組んで、学ぼうとする姿勢があるかどうか、さらに仕事をひとりでせずにチームの一員であることを理解して周りとコミュニケーションを取ろうと努力しているか。
こんなこと言わなくても、わかるだろ。
と憤りを感じる方も多いと思うのですが、言わなくてもわからない人が増えているので、管理職の方は困り果て離職率を課題に感じている経営者が増えています。
相手は管理職の「わかるだろ」に気づく創造力に欠けています。だからこそ積極的に仕事に取り組んでもらうために、あなた自身が理不尽な責めを受けないように、自分がこんな人を評価しているよと伝えてみてください。
お試しあれ♪