ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

怒られることを避ける人は、結局怒られる。

コミュニケーションなんて、鍛えるものだと思っていなかったですね。

 

なんとなく、キャラクターとか勢いとか、雰囲気とか・・・学生の延長でなんとかなると思っていましたが、営業を経験したころからかな・・キャラクターではうまくいかないことを理解しはじめたように思います。

 

改善を促す指導やアドバイスの言葉にピンとこなくて、20代、30代を過ごし40代に入ってコーチングを学び、「言葉のもつ影響」の理解が深まったんです。

 

ほんと、この記事のタイトルにあるように「以心伝心は幻想」ですね。誰しも、これぐらいわかるよね・・と言いたいところですが、以心伝心はあり得ない。わかっていないところから始めないと、コミュニケーションを楽しむことはできません。

 

style.nikkei.com

 

この記事を読んで、ぜひ実行してもらいたい!と思ったのは、メモを取ることではなく、質問すること。

 

『こういう理解でいいですか?』

『それってこういうことですか?』

『ここまでできれば大丈夫ですか?』

 

相手から聞いた話に不安を感じたり、自信が無かったり、するときは、クローズドクエスチョン(YESかNOかで答えられる質問のこと)で相手に質問してみる。

 

こういう理解とか、それってとか、ここまでなんていうのは、極端なことを言うと当てずっぽでいい。そうすると相手があなたの理解レベルを理解することができる。

 

もしかしたら、「ぜんぜん聞いていなかったのか!」「それじゃダメだよ」なんてダメ出しされるかもしれない。でもわからないまま、仕事を続けて報告した時に、『こんなふうに言った覚えはない』といって怒られるよりは、最初にきいておいた方が手戻りの時間がなくなります。

 

どうせ、怒られることなら、最初に聞いておけ!です。

 

意外とこれができずに、コミュニケーションを苦手とする人が多い。つまり「怒れられたくない」を避けた結果、結局、怒られるというシチュエーションが待っている。

 

人は誰しも、自分ができないことをつきつけられるのが嫌だけど、新しい仕事、新しい職場、新しいプロジェクト、未経験に参加するときは誰しもできないのが当たりまえ。相手の期待が大きいと、「なんだよ、そんなこともできないのか」って言われるかもしれないけれど、それを言っている人はその言葉を出すことで面目を保っている・・ということだけです。

 

今、スキルを持ち合わせていないこと、今、できないことを避けずに向き合って、早い段階で完成形を理解できれば、報告した時には「感謝の言葉」が待っています。・・待っているはずです!もし厳しい言葉が返ってきたら、あなたへの期待が相当大きい証拠です。

 

その期待が何なのかを理解して、自分の可能性を広げていってください!

お試しあれ♪