ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

やりづらい、合わない人は、実は可能性を引き出してくれる人かもしれない。

新入社員として入社した会社は、正直人間関係に恵まれていて、言いたいことも言えたし、かわいがってもらったし大事にしてもらったし、こんなに自由でいいのかなというくらい、わがままに仕事していました。

 

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この記事にあるような、自分にとって考え方や行動思考が合わない人は3社目の会社のとき。初めての営業経験だったにもかかわらず、私は素直じゃなく、なんだか変なこだわりがあって、『そんなことやったって数字にならない』『こんなことやっても無駄』『そんなことお客様に言えない』など、かなり狭ーい価値観で上司とやりあっていたのでした。

 

自分の価値観が正しいことを証明したくて、自分の考えで数値をつくりたいけれど、そう思えば思うほど、ノルマは程遠く、そして程遠くなればなるほど、自分の価値観を踏みにじられる。

 

逃げ場がなくなったとき、「そこまで言うなら、あなたが言っていることが間違っていること証明しますよ」的な勢いで、やけくそな気持ちでやってみると上司の言った通りの結果が待っている。

 

そんなときは、言葉にならない感情がわいてきます。

悔しいというか、してやられたというか、情けないというか、どうしたらいいかわからなくなるというか、自分のプライドの持って生き方がわからなくなっていました。

 

今、思うと、その時期があって本当に良かったなと思っています。

自分の考えでもうまくいかないことがあり、他人の考えを活かすことで、自分の考えの幅や仕事に対する器が広がった。ちょうど、20代後半の時期、それから仕事のチャンスもどんどん舞い込んできました。

 

学生の時期は自分と似たような価値観に囲まれて、それが当たり前だと思っていたけれど、就職するとそうはいかない。人事の立場からすると組織力をあげるために、あえて違うタイプを組織にそろえることもある。

 

ただ、今言えるのは、合わない人と触れることで、嫌だなと感じる人と触れることで確実に『なんでこんなことが起こるんだ?』という疑問が起きて、それに向き合っているプロセスの中で確実に社会人の、いや人間力の幅を広げるトレーニング開始してるのだ!

 

嫌だなから逃げることもできるけど、私自身過去振り返って、20代で嫌だと思って逃げてきたことは30代でも現れ、30代で見てみぬふりしてきたことは40代になっても現れる。どうやら自分のクセのようなものらしいのです。

 

なんども嫌なことに触れるくらいなら、早めに対処するが勝ちグセを身につけることにもなります。ちょっとだけでいいので、自分の価値観にこだわらず相手の考えも参考に行動してみて下さい。実はあなたの秘めている可能性が開花するかもしれませんよ。

 

お試しあれ♪