ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

大人になるってどういうこと。

成人式が近づいてきたから、

「おとな」がテーマの話を

耳にする機会が増えています。

 

今日、ラジオでこんなエピソードが・・・。

最初から聞いていないので、

若干、うろ覚えだけど、

「先輩・後輩のお話。」

 

先輩「おい、喉乾いた。飲み物買ってきてくれ!」と150円渡す。

後輩「わかりました!」と言って、水を渡す。

 

そのラジオは先輩からの投稿だったんだけど、

先輩からの投稿は、

「大人なら、150円で水を買わないでしょ。水ですよ、水。」

「お金をかけて飲むなら、普通買うのは炭酸とかでしょ。」

どう思います?という投げかけでした。

 

150円渡したかどうか、ちょっとわからないし、

喉乾いたといったかはわからない、

水で150円?というのも、不思議だけれど、

 

どうも、その先輩は水を買ってきたことを、

何も考えていない子供と言いたかったらしい。

 

その投稿に対して、パーソナリティは、

『何を買うかどうかを「大人」として判断するのは別として、

後輩は何を買ったらいいか聞いたら良かったね。』

と言っていた。

 

確かに、大人かどうか判断するのは別として、

「こんな時の「飲み物」といえば、炭酸でしょ!」

って、相手が望んでいることをすべて把握はできないし、

 

「それが普通でしょ」

って思っているなら、なんて狭い考え方なんだ!

と言う感じです。

 

こんな人が、

『察するのが大人だ!』

『相手が求めていることに気づくのが大人だ!』

と豪語しているなら、非常に悲しい・・・。

 

多様な価値観にどう対応していくか

求められているこの時代に

「俺の求めているのみものぐらい、言わなくてもわかるだろ」は、

時代遅れ。

 

もし、その後輩が「のみもの」と伝えてわらからなければ、

次からは、「自分が望んでいることを言えばいい」だけ。

もし、自分が自分の先輩から頼まれた時は、

・何、飲みたいですか?冷たいの?温かいの?

もしくは、

・いつものコーラでいいですか?

なんて聞いてみてはいかがでしょうか。

 

大人になったら、質問スキルを伸ばしたいものです。