ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

コミュニケーション

理不尽な上司にはおうむ返しとクローズドクエスチョンで炎上しない

style.nikkei.com この記事にあるように、「何を提案しても否定してくるプロジェクトリーダー」と仕事をしたことがあります。 プロジェクトはある程度、短期決戦で結果を出さなくてはいけない。だからこそ、その時に考えた最適な案を伝えるものの、なんだか…

採用時の期待と入社後のパフォーマンスの違いはズレ感を感じた時に早期対処すべき。

www.huffingtonpost.jp 人材育成の課題は、さまざま・・。 管理職の育成はなかなかマニュアル通りにはいきません。そこで上記記事の中の失敗談を参考に、ひとつのアプローチ方法をご紹介しております。 ■失敗談B 中途採用で入社した部下を即戦力だと期待し、…

能力不足の部下には、期待している成果を伝えて支援すること。

www.huffingtonpost.jp 「仕事に対する価値観が違う部下」をマネジメントする声をよく耳します。『価値観の違いを理解してサポートしなくてはいけないことはわかるけど、具体的にどうしたらいいのかわからない・・・。」というご相談も受けます。 なかなか簡…

コミュニケーションのずれは、慣れ親しんだ言葉の違いから発生する。

50代に入っても、これって正しい敬語だっけ? なんて、あらためて確認することがあります。 今日は、ふと「承知しました」と「了解しました」に違いはあるのか?と思いチェックしてみたのでした。 実は、私が30代~40代にかけて仕事をしていたIT企業では、な…

自分の価値観を大切にするために、相手の価値観を大切にする。

昨日は、1日コーチのための「講師養成講座」でした。 参加者の方々は、自社の中でコーチングを広めたい方や、コーチングを広めたいクラアントを支援しているコーチの皆様方。最近は、どの企業も「目標管理面談」の導入に苦戦しているお話がありました。 私自…

相手のクレームを前向きに捉える姿勢とは?

diamond.jp サービス業をしていると、クレームはつきもの。 以前、学習塾にコーチング研修をしたときに「クレームもコーチングでなんとかなりませんか?」なんて相談を受けたことがありました。 またお客様相談室への異動を受けて、後ろ向きになってしまって…

相手の能力を信じて頼めば、必ずお願いする効果が得られます。

もともと、私はお願い下手でした。 なんでお願いできなかったんですかね。親の教育かな(笑) 「自分でできることは、自分でしなさい。どーしてもダメになったら、考えてあげる」と言われ続けて、「どーしてもダメになること」がなかったので、結果的にお願…

やりづらい、合わない人は、実は可能性を引き出してくれる人かもしれない。

新入社員として入社した会社は、正直人間関係に恵まれていて、言いたいことも言えたし、かわいがってもらったし大事にしてもらったし、こんなに自由でいいのかなというくらい、わがままに仕事していました。 diamond.jp この記事にあるような、自分にとって…

コンビニでのコミュニケーションから変えてみる。

以前、知り合いがこんなことを言っていました。 「私、コンビニで支払う時に、かならず目線を合わせて「ありがとう」って言ってるんだぁ。必ず、相手も目線を合わせて嬉しそうにしてくれるんだよね。」 style.nikkei.com 「へぇ~、そんなもんなの?」と私。…

必要に感じるお叱りは感情的ではなく、計画的に。

目指すべき理想の上司は「キャバクラの店長」って、面白い表現だなぁ。・・と、とても興味を惹かれました。まぁ、キャバクラってのが男性的な言葉のような気もしますが・・。 style.nikkei.com 理想の上司の表現に興味ももったのですが、「部下に最も嫌われ…

怒られることを避ける人は、結局怒られる。

コミュニケーションなんて、鍛えるものだと思っていなかったですね。 なんとなく、キャラクターとか勢いとか、雰囲気とか・・・学生の延長でなんとかなると思っていましたが、営業を経験したころからかな・・キャラクターではうまくいかないことを理解しはじ…

速度至上主義からの卒業と成長

この記事タイトルを見て、ギクッとしました。 style.nikkei.com 私も速く歩くタイプなので、自分のペースで進まないと、自分がつまづいたりぶつかったりで、「ん、もう・・・」とイライラしちゃうことがあります。 さらに石田氏のこのコメントが胸に刺さりま…

上司の目標達成のために、全力で働いていることをアピールする。

40代になるまで、上司に対してタイプ別にコミュニケーションをとることがありませんでした。 style.nikkei.com それは、今思うに上司自身が「部下のタイプに合わせてコミュニケーションとるべきもの」と思い込んでいたからだと思うのです。だから、なんとな…

自己愛が強い人は自分のミスを認められず相手を責める。

さて、GW明けて数日立っていますが、いかがお過ごしでしょうか。 5月になると、5月病がうわささることが増えますが、最近では新入研修を長めにとったり、転職や異動で実務につくのが遅れて6月病になる人も増えているようです。 style.nikkei.com この記事を…

やったかどうかではなく、伝わったかどうかを意識して聞き出すこと。

この記事を営業ウーマン時代だった私に読ませたい。。 私が営業経験した7年半は、自分の売り込み下手を突き付けられる経験でした。 diamond.jp 基本的には楽観主義なので、うまくいかなくても前向きにとらえるタイプなのですが、成績がいいときと、成績が悪…

嫉妬で苦しくなりそうなときは、驚いているとき。

ええ、ありますとも。私にも嫉妬した経験が・・・。 だからこそ、女性社員の育成に関わるときは、わかるんです。嫉妬まみれの状況が。 嫉妬は恋愛だけに限りません。職場で自分のメリットだけ考えて立ちまわっている人を見ると思わずメラメラしてくるはずで…

日本人のポジティブ・イリュージョンを理解する。

昨年1年間、女性リーダーの育成で関わった経営者からの相談は、 『女性リーダーの意識改革』でした。 diamond.jp 経営者からは、「まず本音に近い不満を引き出してほしい」という依頼があったので、4名のリーダーひとりひとり胸の内を聞いていくことになった…

できないと感じる部下に対話以外で実践することとは?

こんな経験、私にもありました。 diamond.jp とある採用プロジェクトを一緒にやっていたメンバーで、部下というよりビジネスパートナー。企業様に出向して常駐するプロジェクトだったんです。 そのパートナーの年齢は、40代なったばかり。 採用の経験も、事…

自分の気持ちを伝えられない社員もしかと受け止めるべし!

この記事を読んで、ちょっとこのタイトルは行き過ぎているような気もしますが、あるデータに驚いています。 diamond.jp この記事をまとめた方は、研修で新入社員にこんな問いかけをするそうです。 『あなたがお昼ご飯を食べるために一人でお蕎麦屋さんに入っ…

管理職は攻める以外のスキルを身につけなければチーム達成は得られない。

傾聴とは何か?を考えさせられた記事でしたが、 優秀な社員が管理職になり、部下を育てられないという話はよく聞きます。 きっと似たような会話が繰り広げられているんだろうなぁ~と感じながら、冒頭の会話と望ましい会話例を見比べていました。 diamond.jp…

相手に伝えるときは、問いから始めると記憶に残りやすい。

自分が「言ったこと」は、誰しも認められたいもの。 誰でも自分の意見や提案に、こんなふうに反応して欲しい。 「そっかあ。」 「なるほど。」 「確かに、そうですね。」 「それいいですね!」 だけど、毎回そうはいかない。 というか、自分の言ったことが伝…

残念ながら、人はなかなか思い通りに動いてくれません。

・私たちは、赤ちゃんに笑ってもらいたいとき、 「笑って♪」とは言わない。 何をしているかというと、ほとんどの大人が、 赤ちゃんを見て笑ってる。 なぜ、そういう行動をするかというと、 赤ちゃんがどうしたら笑うかしっているから、 そういう行動をとって…

「なんでできないの?」という言葉ですぐに成果は出せない。

■「なんでできないの?」と質問している時、 質問している側の思いには2つのパターンがある。 ひとつめは、「できるはずなのに、どうした?」という期待を込めたパターン。 ふたつめは、「何モタモタしてんだよ。もっと努力しろよ」という追い込みのパター…

ドラマ「アンナチュラル」から感じたダブルバインドの技法

昨日、TBSドラマ「アンナチュラル」の最終回。 26人もの連続殺人犯・・・であろう容疑者を、証拠不十分で殺人犯にできない・・・。どんな展開になるのか、楽しみにしておりました。 最終的に「証拠」ではなく、「感情」に訴えかけた石原さとみのいや、法医学…

相手が安心して話すのは、明るさよりペーシング。

コミュニケーションとは、本当に難しいものです。 良かれと思って伝えても、相手がそう思わなければ自己満足にしかならないし、相手を動かしたいと思っても動かないけど、諦めたら動き始めたり・・・。 そういう意味では、コミュニケーションも人生もコント…

一万回の法則から考える、自分のペース。

人の当たり前はどこから作られるのか? 本日の出会いは、そんなことを感じさせてくれた受講者でした。 『やはり一万回もやると、身体に沁みちゃっているものですね』 と、学生時代に競技ディベートに打ち込んだクセが「コミュニケーションのあり方」にでてし…

褒め方を間違えると、バカにしているように伝わってしまう。

先日土曜日、おひなさまの日に、 『相手の行動を認めよう~』というコンセプトの行動承認マスター講座を開催いたしました。 どうしてもね。 日本人は特にね。 「結果」について承認することはあるけれど、 相手が実際にやったこと(行動)や結果途中のプロセ…

友達に話すのと、仕事で話すのはロジックが違う。

今日は前前職の友人のお誕生日。 久しくお誕生日当日にお祝いすることが できなかったけど、 今日はタイミングよくコースランチ♪で お祝いすることができました。 二人ともに独身で、甥っ子姪っ子を愛する 『おばばか』コンビ(笑) そんな二人の甥っ子姪っ…

「なんで、おれはうまくいかないんだ」という質問は毒である。

昨日は、わが愛する甥っ子と約5時間、 居酒屋で話し込んだわけですが・・・、 若いって、いいですね~ 私をさらに成長させてくれます(笑) ま、これがしつこいと、 『うざっ!』 という感じになるのかもしれませんが、 彼の目の前の課題は上司との関係性。…

人は、自分に貼られたラベルに従った行動をとりがち。

先週、水曜日読書会の課題図書が、 『説得の戦略』 説得の戦略 交渉心理学入門 (ディスカヴァー携書) 作者: 荘司雅彦 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン 発売日: 2017/06/22 メディア: 単行本(ソフトカバー) この商品を含むブログを見る …