ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

毎日10分10ページで課題を解決する。

職場のリーダーは、成果や論理思考、戦略術、コミュニケーション等、さまざまなスキルが求められる。立場ゆえに、なかなか相談できない。もしくはこの課題に精通している人がわからない。

 

そんなとき、こんなメモ書きツールで解決するのはいかがでしょう?

diamond.jp

 

赤羽氏が「ゼロ秒思考」でおススメする『毎日10分メモ書きルール』とは以下の6つ。

 

  1. A4用紙を10枚用意する。
  2. 1件に対して1ページ使う。
  3. 1ページに4~6行、書き込む。
  4. 各行20~30文字におさめる。
  5. 1ページは1分以内で書き終える。
  6. 毎日10ページ書く。

 

書き方の事例については、上記記事の3ページに掲載されているので参考にしてください。

 

ここで私がオススメしたいのは、このメモ書きを使って自分自身の課題を客観視するということ。

 

例えば、「やる気のない部下に何を言ったらいいかわからない」という課題を抱えていたら、メモ書きの1ページ目のタイトルはこんな感じで問いを立ててみる。

『自分ならやる気のないとき、どうしているか?』

 

さらに、2ページ目には、

『やる気が起こるときはどんな時?』

さらに、3ページ目には、

『やる気が起きない原因は?』

さらにさらに、4ページ目には、

『上司に言われて嬉しい言葉はなんだろう?』

 

なんて、10分10ページに分解して、自分を客観視してみる。

最初はなかなか質問がタイトルに相当する質問が浮かんでこないかもしれませんが、それを考えるだけでも、課題が解決するヒントが見つかるかもしれません。

 

「んーーーーー(怒)なんで、あいつはやる気がないんだ!」と毎日毎日相手のやる気のなさ加減だけを頭の中でぐるぐるさせても、お互いの価値観のぶつかる時間が増えて、さらに職場は冷え切ってしまいます。

 

これをコーチングの世界では、セルフコーチングといっています。自分で自分に問いを立てて、課題と向き合い考え方を整理して、次の行動に向かう。10個も質問を考える・・・というルールはありませんが、10個も考えられるようになると課題に対する考え方の幅も広がりそうですよね。

 

赤羽氏曰く、最初はメモ書きしていても慣れてくると、頭の中で考えることができるようになるそうです。みなさまは忙しいビジネスパーソンだと思いますが、課題の早期解決に10分を効果的に使ってみてください。

 

お試しあれ♪