ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

目標があるっていいですね。

女性は目標を考えることが、

得てして、苦手ですが、

昨日のコーチングセッションは

違っておりました。

 

ここ半年で、

ぐっと成長してきた29歳女性リーダー。

 

最初は、「コーチングって何?」と、

会社から言われるまま、

私と月2回話してきたのですが、

 

私の質問に対して、

「そんなこと考えたことないですぅ」

と言いながら、

 

自分の中にあるアイディアを引き出して、

自分から気づいていく姿は、

成長の証のように感じられます。

 

先日、今の課題を聞いてみたところ、

課題より、

「こんな自分になりたい」という

話でもいいですか?

とリクエストしてくれました。

 

なんと、積極的。

なんと、頼もしい。

 

『どんな自分になりたいの?』

「えっとぉ、みんなのロールモデルになりたいんです。」

ロールモデルって、どんなモデルをイメージしてる?』

「え?どんな・・・どんなかぁ。」

 

そこから先は、

「彼女がこうなりたい」と

イメージできる言葉を

一緒に探していきました。

 

『こんな感じ?』

「いや、ちがうかも・・」

『だとするとこんな感じ?』

「あ、そっちかもしれません」

 

なんて、

同じようなやりとりを

行ったり来たり

 

なんだか、

洋服選びに似ている感覚。

この感覚が、おもしろい。

 

このしっくりくる言葉選びができたら、

相手にアピールするときも堂々と、

伝えることができます。

 

さらに、

「みんなにロールモデルとして、

憧れをもってもらうには?」を

一緒に考えてみました。

 

自分事にすると、

言葉がみつからなかったけれど、

似たようなケースをイメージした時、

客観的に見て、

どんな感じなら憧れるのか、

いろんな表情をして、

ポンポン言葉を吐き出しています。

 

それを私は、

すかさずキャッチ!

 

二人でゲラゲラ笑いながら、

「いいね~♡」

「でてきたね~♡」

と言葉がでてきたことに

充足感を感じていました。

 

さて、出し切った後、

彼女からでてきた言葉は、

「あ、これ2018年の目標にしようっと。」

でした。

 

そして、

「目標があるっていいですね。」

ということばも嬉しく感じました。

 

『目標』

 

つくらなければならないものだと

苦しくなりますが、

 

「自分がなりたいもの」

それが言語化できて、

明確にイメージ出来たら、

 

そこに向かうために、

自然に行動し始めます。

 

彼女の2018年が楽しみです。