ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

自分が欲しいものは、考えるチカラを養うことで手に入りやすい。

東京は、晴れ続きですが、

地元、北海道は、

雪模様が続いております。

 

20代後半から30代前半にかけて、

私は英会話学校で働いていたのですが、

営業職の採用だったので、

夏だろうと、冬だろうと、

台風があろうと、豪雪だろうと、

 

毎日数字に

追いかけられておりました。

 

・「台風だから」むずかしい・・・。

・「雪が降っているから」むずかしい・・・。

・「こんなエリアじゃ」むずかしい・・・。

・「こんな状況じゃぁ」むずかしい・・・。

 

そんなことを上司に言おうものなら、

怒号が響きます。

 

『言い訳いってんじゃねー』

 

これ、男性の言葉じゃありませんよ。

あしからず。

 

いやいや、言い訳いっちゃうでしょ。

だって、無理でしょ。

どう考えたって。

 

確かに、むずかしいと思うんです。

通常の状況よりは・・・。

そして上層部も、立場的には、

「そうだよね~、無理だよね~」とは言えない。

 

でも、入社したての私は、言ってもらいたかった。

言わせたかった。

そうしてくれさえすれば、前向きになれるのに!!

って思ってた。

 

な~んにも知らない、自己中社員でした。

 

今、思うと、上層部のメッセージは、

「言い訳を言わずに、いや、言い訳考える時間があれば、

何ができるのか考えろ!」だったと思うんです。

 

せめて、せめて、

誰か、そういう言い方してくれれば、

よかったのに・・・。

 

「無理だ・・」って止まったままじゃなくて、

そういうときだからこそ、

「今、できることは」何か?を考えること。

 

その重要性に気づいていませんでした。

だから、つい、自分の中で、

『無理だ』と思うと、

手を出さない癖がついていた。

 

今は、コーチングのお陰で、

『問い』のお陰で、

判断(ジャッジ)する前に、

考えることができる。

 

◆今できることは何か?

◆どんな考え方に転換するといいのか?

◆誰に相談すると、うまくいきそうか?

 

目指す未来がうまくいくかなんて、

誰も、わからない。

「うまくいくはずがない」

なんて誰が決めたのだろう。

「うまくいくはずがない」

根拠は何だろう?

 

『うまくいかないこと』を

あれこれ考える時間があれば、

うまくいく方法をあれこれ考える癖があるほうが、

幸せのヒントを見つけやすい。

 

自分が欲しいもの、ありますか?

「ない」と答えた方、

手に入らないとあきらめて、

見ないようにしていませんか?

 

「きっと、手に入る」と決まっているなら、

これから、どんな準備を始めますか?

ぜひ、考えるチカラを養ってください。