ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

ツイている人生を送り続けるために、必要なこと。

先日、お子様のことでお悩みあるお母様が、

 

『子どもが、おれはツイていないって落ちこむんです。

そんなことないとは言ってるんですけど、

それ以外に、どう励ましたらいいのか・・・』

とこぼされておりました。

 

そのお子様は、現在高校1年生。

 

ふと自分の高校時代を振り返って、

・ツイているか?

・ツイていないか?

を考えたことがあるだろうか・・

 

ツイているかどうかなんて、

学生時代には考えたことなかった。

それくらい今の学生は考え過ぎちゃうのだろうか。

大げさに捉えちゃうのだろうか。

 

そんな人への励まし方を私なりに考えてみました。

  1. 相手の気持ちを受け止める。「ツイてないって感じてるんだね~。それはツライね。」という感じ。ツイてないって感じてほしくなくて、どうしても「そんなことない」って言いたくなりそうですが、子供はそう感じているんですもん。そうかぁ~くらいな気持ちで、「ツイていないって感じてるんだぁ。(もしくは、ツイていないって感じてたんだぁ。そうかぁ。)」と受け止めた言葉を発してみましょう。子どもはホッとするはずです。
  2. ツイている時を考えてもらう。上記の通り相手の気持ちを受け止めた上で、「ツイてるってどういうことを言ってるの?」と聞いてみる。いつもツイていない事ばかり考えていると、不安を抱えてしまうことになるので、あえて「ツイていること」を話してもらう。
  3. もうちょっと、元気になっていれば「ツイている人になりたいか?」を聞いてみる。目の前の相手ががなれるはずがないとか、なんとか言っても、「もしなれるならなりたいか?」と笑顔で聞いてみて、よかったら参考にしてね。という程度でアドバイスをしてみる。

 

ツイている人になる方法は、何があっても、

「私はツイている」と思うこと、口にすること。

人生ずっと悪い事ばかりじゃない。

 

受験に失敗したから、

自分にぴったりの彼に出会う、こともある。

 

自分が行きたい会社に入社できなかったから、

自分の新しい才能に気づく、こともある。

 

道を間違ったから、

新しいお店に気づく、こともある。

 

家を出るのが遅れたから、

ぎゅうぎゅう詰めの電車にのらずにすむ、こともある。

 

人生は表裏一体。

何が起こるかわからない。

今が悪いから、必ず未来も悪いかと言うとそうでもない。

今がいいから、それが永続的に続くとは限らない。

 

だから、いつも「ツイている」自分を想像しているほうが、

楽しい人生を過ごせるのです。