自分の気持ちを伝えられない社員もしかと受け止めるべし!
この記事を読んで、ちょっとこのタイトルは行き過ぎているような気もしますが、あるデータに驚いています。
この記事をまとめた方は、研修で新入社員にこんな問いかけをするそうです。
『あなたがお昼ご飯を食べるために一人でお蕎麦屋さんに入ったと仮定します。かけそばを注文したところ、でてきたのは「かけうどん」でした。ちなみに値段は同じ。さて、あなたはどうするか?』
今までは全般的に「何も言わずに、かけうどんを食べる」が20~30%だったそうです。では2018年、どんな数値になったかというと、その数値が60%。そして、その店には二度と行かないという意見も多いようです。
これ「かけそば」だけの話ならいいのですが、職場に置き換えた話をすると、最近自分の気持ちを言わずにメールやLINEで『辞めます』通知する人の話もチラホラ聞こえてきます。
SNSに慣れているからでしょうか。
面と向かって自分の気持ちを語れない。自分の気持ちを語る言葉を知らない。ネガティブな気持ちを表現できない。
なんなら、やめたいことはわかるけど理由を具体的に言葉にできない人が増殖中です。
「傷つきたくない」という深層心理があるんだろうけど、きっと認めたくないんでしょうね。傷を負う、痛みを伴う人間関係から学べるもの、社会人の先輩として伝えていかなきゃいけないって実感しています。
既に新入社員が配属されている会社もあるかもしれないし、5月に入って本配属が決まる企業もあるでしょう。今から受け入れる新入社員は、どうやら「ガラスのハート」を抱えているようですよ。
気を付けることは、以下の3つ。
1.相手の考えを否定しない。
2.自分が感じたことをIメッセージで伝える。
3.違和感を感じたら、攻めずに訊いてみる。
無理にほめなくてもいい。叱ることを躊躇しなくていい。
できていることも、できていないことも事実を伝えて、成長と期待、改善案を話すことができる関係性ができれば、相手は自ずと成長していきますぞ。
お試しあれ♪