残業を減らすときに意識すること。
これを読んで感じた自分の思いをまとめていきたいと思います。
そもそも働き方改革のものさしは、この「残業」なんですかね。
残業がいいとか、悪いとか、
残業しないと成果が出せないとか、どうとか、
定時で帰ろう!とか、全員19時前退社にする・・とか。
なんか、こう、違う視点で議論ができないのかなぁ~と考えてしまいます。
私自身も、2001年~2005年くらいまでは、朝の7時くらいまでに出社して、ほぼ終電で帰る毎日を過ごしていました。
好きな仕事だったから、体力・気力もついていったけど、考えてみたらバランスの悪い働き方だったように思います。2005年になって自分の気力より、体力がギブアップしちゃったんです。
実は、2006年から厚生労働省が試行している「安全衛生法」も改正されていて、会社での管理の徹底を促し始めているから、全体的に右肩上がりの企業に警笛を鳴らし始めた時期と私が倒れた時期が重なっているんですよね。
安全衛生法の改正を機に、わが社でも働き方が一転!
今までと仕事量が変わらないのに、20時退社&水曜ノー残業デーの制度ができあがっちゃった。
この「今までと仕事量が変わらない」というところがポイントなんです。
上司は今まで通り『成果』を求め、プラス「新しい制度」を上から聞いたまま伝えてきて、自分の評価は欲しいから部下に仕事を押し付け、さっさと帰り「成果」と「早く帰ったのか?」だけを聞いてくる日々が続きました。
なーんのこっちゃ?
これが改革か?
と感じていたもんです。
企業全体で、本気で働き方を変えたいなら、もちろん
「成果」を求めるもよし!
「残業なし」もよし!
だけど、今までと同じことをしていたら、それはなかなか難しい。
残業なく、成果を出していくなら事前にこんな議論が必要に思う。
「本来、必要なことは何か?」
「無駄を省けるとしたら、それはどこにあるのか?」
「仕事の役割は妥当か?」
「何を学べば生産性が上がるのか?」
「過去の慣習で仕事をしていないのか?」
「まわりに気を使って帰れな状態を作っていないか?」
「上司が安心するために長時間労働していないのか?」
残業に焦点を当ててもいいから、仕事の無駄がどこにあるのか、やることよりやめてもいいことを議論する場があってもいいんじゃないかな。
いかがでしょ♪