ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

優しい人より、怒鳴り散らしている人の方がストレスがない。

先日の、コーチングセッションで、

クラアントさんが自分の前職を思い出し、

 

仕事ができてやさしい上司より、怒鳴り散らしている上司の方がストレスがなかった。なぁ。

と話していました。

 

これ、同感です。

 

いや、そういうふうに

考えられるようになったのかな?

 

20代、30代は、

そりゃぁ、

怒られるより、

やさしくされた方が

いいんですよ。

 

うーん、やさしいというのも、

いろんな定義があるかもしれないな。

 

ただ、やさしいんじゃだめなんですよね。

(って、面倒くさいですね(汗))

 

見守てくれる「やさしさ」は

ウエルカムなのですが、

自分に対して、

どう感じているのか言葉にもせず、

ただ淡々と、

部下に負担をかけないように

自分で仕事を抱えちゃう人の

やさしさは、

どうやらもやもやしてしまうみたい。

 

(あはは、やっぱり面倒くさいですね(汗))

 

30代半ば、

私の上司はバリバリの関西人。

 

まぁ、声はでかいし、

デリカシーはないし、

熱血漢だし、

上司にも、部下にも、

鼻息荒く話すし、

リアクション大きいし、

 

なんだかわからないんですけど、

普通に話しているのに、

怒られているんじゃないかと

思わせるような、

 

そう、

松岡修造みたいなタイプ。

 

相手が、松岡修造だと、

私、冷めちゃう。

 

でも、その上司から、

やたら好かれていて、

個室に呼ばれては、

よく相談されてたっけ。

 

その上司が、

まぁ、

よく怒っていたわけです。

 

「なんで、報告しないんだ」

「なんで、相談しないんだ」

「どうして、進んでいないんだ」

「どうしようと思っているんだ」

「本当に成功させたいと思っているのか」

「なんで、俺を頼らない。」

「これで、いいと思っているのか」

 

私たちに怒るときもあれば、

仕事が進まない原因が、

他部署との関係だと気づけば、

他部署に乗り込んでいく始末。

 

チームメンバーの中には、

『あそこまで怒鳴り散らしていると、

正直、こっちまで滅入ってくる。』

『なんで、あんなことにいちいち、

怒るわけ?』

と不満たらたらでしたが、

 

上司の怒りのポイントがわかれば、あとは、自分がコントロールするだけじゃん。わかりやすいよ。

 

と思っていたわけです。

この考え方は、

私が部下を抱えた時にも応用していました。

 

私の部下はほとんど女性。

 

感情の起伏が激しく、泣いたり、

急に機嫌が悪くなったり、

「ホント、いやなんだけどぉ!」と

愚痴る人も多かったのですが、

 

わかりやすくて、いいじゃん

 

と思っていました。

いや、思おうと努力していたのかな。

そのほうが、

ストレスがたまらなかったんでしょうね。

 

コーチングを教えたり、

セッションを通じて、

物事は見方次第で、

人生が変わるな~と、

 

回数を重ねれば、

重ねるほど、感じています。

 

自ら、

ストレスを引き寄せないように、

自分の見方を、

自分に都合よく、

アレンジしちゃってください!