ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

「批判する人」なのか「学ぶ人」なのか、どちらかを選ぶことで新しい道が開けてくる。

え~、今日は水曜読書会の日だったのですが、

夜中から腹痛に悩まされ、朝の5時まで布団とトイレをいったりきたり、

・・・ということで、欠席・・・。

 

久しぶりに、当日までに読み終えたのにトホホです。

その本の事はあらためて、まとめるとして、

昨日、本棚から参考になるものを探していたら、

コーチングでもっと質問力を高めたいと思ってたころに

勧められた本を手に取って、ぱらっと読んでみました。

 

すべては「前向き質問」でうまくいく

すべては「前向き質問」でうまくいく

 

 

 かなりマーカー引かれているのに、すっかり忘れていることにひとり失笑。

この本から学んだ重要なことは、『前向き質問』のフレーズではなく、

マインドのことでした。

 

それは、

『批判する人』なのか『学ぶ人』なのか。

ということ。

 

「批判する人」の考え方をしていると、最後には泥沼にはまり身動きできなくなる。

「学ぶ人」の考え方をしていれば、新しい道や可能性を見つけられる。

 

とにかく、自分に何が起こるかは、必ずしも選択できないが、起きていることに対して自分が何をするかは選択できる。

 

◆「批判する人」の質問はこんな感じ。

・だれのせいだろう?

・私の何がいけないの?

・どうしてこんなに失敗ばかりするの?

・どうして負けるの?

・どうしたら自分が正しいと証明できる?

・どうすれば主導権を握れる?

・どうして彼らはあんなに無知で人をいらいらさせるんだろう?

・どうしてこんな最悪なチームから逃れられないんだろう?

・どうしてくよくよするんだろう?

 

◆「学ぶ人」の質問はこんな感じ。

・何が起きたんだろう?

・この件で役立つことは何だろう?

・私は何を望んでいるんだろう?

・私は何を学べるんだろう?

・相手は何を考え、感じ、必要とし、望んでいるんだろう?

Win-Winの関係にするには、何をすればいいのだろう?

・この状況でできることは何だろう?

・どんな選択ができるだろう?

・今何をするのが最善の道なんだろう?

 

私は、コーチングを学ぶ前、典型的な「批判する人」でした。

 

「批判する人」の恐いところは、

一見反省しているようで、自分が自分を追い込んで自信を失い、

それだけではなく、実は、自分だけでなく、

無意識に他人を批判してしまうこと。

腹を立てたり、恨んだり、敵意をもったりしてしまうこと。

 

これでは、自分の人生をコントロールすることができないし、

そもそも人生の楽しさを味わえない。

 

自分に何が起こるかは、必ずしも選択できないが、起きていることに対して自分が何をするかは選択できる。

 

人生がすべて宿題だらけだとしたら、今の目の前の課題が宿題だとしたら、

早く片づけちゃえば、さっさと遊べるんだよね。

その宿題に「難しい」「解けっこない」「こんなの無理」って訴えても、

それをクリアしないと次には進めない。だから「学びの質問」が必要なんです。

 

こーんな簡単なことなのに、理解するのに時間かかったな~

無駄な労力使ってたな~って今ならわかる。

 

自分の新しい道や可能性を広げたい!

本当にそう思うなら、自分が使う質問を変えるべし!