恋愛だけでなく仕事だって、価値観の違いが人間関係に影響を及ぼしている。
人にはそれぞれ人生観、仕事観、恋愛観などなど、
それぞれのカテゴリによってこだわりがあります。
特に、20代後半~30代前半は自分のこだわりが、
しっかり固まってしまって、
そのこだわり通りにしていない人を見ると、
『ダメ出し』したくなってしまう。
そのこだわりは、「自分ルール」とも知らずに。
その自分ルールを『普通』『常識』として捉えて、
人間関係を作ろうとしています。
・・・・が、
残念ながら、全員に「自分ルール」があり、
その自分ルールを説明せずに、
相手にダメ出ししているので、いざこざが
起こります。
そんないざこざが起こっている、
とある企業様からリーダー同士の関係性強化のため、
今日は「価値観ワークショップ」を提供しました。
よく、恋愛などでは、
「価値観の違い」なんて言葉が出てきますが、
職場では出てきませんよね。
でも、職場の悩みの80%が人間関係と考えると、
やはり仕事においても、この価値観は多大に
影響していると思うのです。
『仕事で大切にしていることは何ですか?』
と聞かれたら、なんと答えるでしょう。
よければ、下記の価値観リストも参考にしてみてください。
大切にしていることはいくつもあると思うのですが、
さらに大切にしていること、トップ3を考えて、
その理由も合わせて考えてみて下さい。
きっと、今、人間関係がうまくいっていない人、
もしくはそのトップ3を大切にしない人には、
どうもイライラさせられるという経験はないでしょうか。
人は無意識に大切なものを順位付けしていて、
無意識にその大切なものを大切にしないと、
「ストレス」を感じます。
そして、相手を変えようとします。
でも、相手にも大切なものがあるので、
無理に変えようとすると、うまくいきません。
相手にも同じように価値観リストがあることを
考えながら関わってみてほしいのです。
相手の価値観を知るには、どうしたらいいのか?
普段の行動から推測してみるか、
もしくは、雑談で良いので、
『仕事で大切にしていることは何?』
『仕事でこれだけは譲れないってどんなこと?』
『仕事でこんなことされたらイライラすることは?』
なんて、さら~っと聞いてみるといいと思います。
よく職場でうまくいかないケースは、
管理職の価値観が「達成」「成果」に対して、
部下の価値観が「楽しい」「役立つ」というもの。
達成や成果にモチベーションを見いだせず、
楽しさだけを追求している部下は、
行動の後押しがしづらいかもしれません。
ですが、
そこは管理職のコミュニケーションスキルの見せ所。
彼女たちがどんな風にすると楽しく働けるのかを
観察して参考にしたり、
「役立つ」という言葉をあえて使ったりすることで、
協力を得ながら、自分が描いている達成や成果に
つなげることができるでしょう。
思い通りにならないから、力ずく・・・・ではなく、
相手の様子を観察して、上手に行動を促していきましょう。