ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

ブスにしてくれた男たち

先日、椎名林檎様が、

 

『ブスなりの生き方』

 

なるものを歌詞に

したためていることを

言っていて、

 

あらためて、歌をききたくなりました。

 

ブスとは、決して外見のことではなく、

 

「人間らしい感情を出すこと」

 

ま、これをブスと言っていいのか、

わからないけれど、

私は、そう解釈しました。

 

その解釈からすると、

私は小さい頃から、

八方美人。

 

いわゆる、

『いい子』

騒がない、

わがまま言わない、

勉強熱心で、

積極的、

学校でもいつも中心メンバー

 

親にとって、

扱いやすい子供

を演じていたんだと

思う。

 

それが、なんとなく、

苦痛に感じていたけど、

 

変化するタイミングが

よくわからなかった。

 

親以外で、

もっと身近な存在になったのは、

彼の存在でして。

 

影響を受けた彼の存在は

私とは、真逆の

『ド・ブス』な男たち。

 

もしかしたら、そんな男性に惹かれたのは、

そっちの世界に

憧れを抱いていたのかも、しれません。

 

彼に、いろんなことを言われて、

混乱しました。

 

『お前は、親のいいなりになるためにうまれてきたのか!』

『俺は、やりたいことをやる。できるって信じてる』

『お前がいるから頑張れる』

 

はぁ〜

若気の至りを思い出す(照)

 

『なぜ、おまえは甘えない!頼らない!』

『八方美人になるんじゃねえよ!』

 

八方美人になんて、なっていないと思っていたのに、

ブスな男たちは、容赦なく、

愛のある言葉をかけてくる。

 

それが、わからなかった。

ブスな言葉は、ブスな言葉として、

受け止めていたので、

傷つき、ダメな人間だと落ちこんだ。

 

ぜんぜん、ダメじゃないのにね。

 

彼のメッセージは、

『お前の本音を見せろよ~!!!』

だったんだと思います。

 

親とも本音でぶつかっていなかったから、

恐かったんでしょうね。きっと。

そのおかげで、

自分の気持ちをぶつけることができたし、

別れてもいいやって、開き直って、

 

思い切り、本音を伝えたら、

「そうだったんだ・・もっと早く言えよ」

って仲直りできたり、

それで拍子抜けしたり・・・。

 

あ~書いていて、

恥ずかしい~

 

本音を語る場所がないと、

「演じ続ける人生」を歩むことになる。

演じ続けることは悪いことでは、ないけれど、

それが、自分の不都合を

引き寄せているとしたら、

自分の本音を語れる場をつくるといいと思う。

 

それは、きっと、

いい環境をつくるために必要なこと

なんだ・・・と思うのです。