ビジネスコミュニケーションのあれこれ

ビジネスコミュニケーションのヒントになるような記事ピックアップして、実践的な考え方や気づきを綴っています。

嫌いなあの人が離れていく方法

嫌いなあの人が、

初めて離れていった経験は、

小学校2年生。

 

スカートめくりが

流行っていた時期。

 

うーん、なつかしい~

 

普通の女の子は、

「やめてよぉ~」

「なんだよ、男子~」

「キャぁ~」的な、反応で、

男子は楽しそう。

 

泣き出す女の子までいて、

なんじゃこりゃ。と、

今思うと冷めた目線を送ってた。

 

そんな時期は、

スカートはいていかなきゃいいのに、

はいっていっちゃうんだよね。

うっかりと。

 

それで、また休み時間に、

女子が男子に追いかけられる

一幕が始まるんです。

 

何を思って、そうしたのか

いまだわからないんだけど・・・、

男子をぎゃふんと言わせたかったのかな、

スカートめくりが楽しいなら、

私が自分からスカートめくっちゃえ

みたいな・・・。

 

パンツ丸見えだったんだろうな~(笑)

 

それから、

男子の思い通りの反応にならない私は

スカートめくりのターゲットから

自然現象的に外してもらった。

 

「なるほど、やりたいならどうぞ・・」

って差し出せばいいのか・・

(あ、差し出し方も考えなくてはいけませんが・・)

と、きゃぁきゃぁ騒ぐ女子的な反応を

自分のスキルから封印した。

 

それから、2年。

また似たような経験をすることに・・。

 

彼は、クラスの中でも、

先生も公認するほど問題児。

 

人を針をもって追いかけたり、

(ん?追いかけ多いな???)

近くに寄ってきてつねったり、

 

「やめろ!」

と言っても、やめない。

今の時代なら、

かなり問題になるでしょうね。

 

なんで、先生が放置していたのかは

わかりませんが、

私の班の班長さんが、自分の班で

彼の面倒を見ると言い出し、

自分が面倒をみるどころか、

私の隣に座らせて、ヒーロー気取り。

 

アホか。

 

こっちは、たまったもんじゃない。

となりになったら、ひどいもの。

 

針で刺される。

手をつねられる。あざができる。

机の中には開けっ放しのマヨネーズ。

 

泣いてわめけばよかったんでしょうけど、

どうもそういうスキルは身について

いなかったんですよね。

 

だから、

「やりたいなら、どうぞご勝手に」

という態度を堂々ととることに。

 

多分、そう心に決めて、

1週間ぐらい経った頃だと思う。

 

私には、何もしなくなった。

追いかけることも、

針で刺そうとすることも、

つねることも、

隣に座っていても、

何もすることはなかった。

 

多分、期待の反応がなくて、

おもしろみが減ったんだと思う。

 

最近、嫌な相手のことが気になって、

相手の「思うツボ」の反応をしている

相談が多い。

 

確かに、嫌な要素が満載だけど、

相手にすればするほど、

相手は盛り上がる。

 

そして、自分にはストレスが残る。

 

残念ながら、他人を変えるのは容易じゃない。

とすれば、何が効果的か?

相手を刺激しないこと!

人間も、クマも?冷静な対処が必要です。

 

ちなみに、

そういえば、前職の上司・・・

超苦手なヒラメ(上のいいなり)上司で、

ヒラメ要素に腹が立って、

反抗的だったんだけど、

そうすると、相手が向かってきたので、

 

刺激しない技を使ったら、

物理的に

異動で目の前からいなくなった。

 

無理に相手に戦いを挑むと、

同じように相手が向かってくる。

 

その人が変わるのを期待して関わるのか、

その人を刺激しないスキルを使うのか、

なかなか目の前の嫌いな人の変化が

感じられなければ、試してみるのも価値あり。

です。